同じ束のビーズでもでもこんなに違います。
穴は大きかったり小さかったり,
平たく線の様であったり,
ゆがんでいる物もあります。
ターコイズでも粒により若干違いが出ます。
穴サイズ2.5mm以上表示の粒売りのものは
中厚手3mm鹿紐に通るものを
穴サイズ2mm以上表示の粒売りのものは
吟無し3mm鹿紐に通るものを
穴サイズ1.8mm以上表示の粒売りのものは
薄手3mm鹿紐に通るものを
できるだけピックアップ致しますが
束売りの場合は通らないものも出ますので
ご了承下さい。

シルバー・ゴールドビーズは
天然石・ガラスビーズと違い
型抜きですので穴サイスはほぼ一定です。
鹿紐を選ぶときは・・・
ビーズの穴の状態にもよりますが,
2.5mm穴のビーズには
3mm中厚手Aの鹿紐がお薦めです。
厚いので丈夫です。
2本通すためには3mm穴以上が必要です。

2mm穴のビーズには
3mm吟無しの中厚手鹿紐がお薦めです。
厚みがある程度あるので丈夫です。
2本通すためには3mm穴が必要です。

1.5mm-2mm穴のビーズには
薄手の3mmの鹿紐はたいてい通りますが
若干耐久性に欠けます。
2本通すためには2.5mm穴以上が必要です。

2.5mm穴以上のビーズには
厚手3mmのエルク鹿紐がお薦めです。
かなり丈夫ですが
2.5mm穴以下のビーズには通りません。
2本通す場合には4mm穴以上必要です。

薄目の4mmの鹿紐は
2.5mm穴にたいてい通ります。

市販のままの鹿紐をビーズに通すと
「けば立ち」がひどく,
切れやすいのでNAPIでは紐全体に皮用の
オイルを混ぜ込みしみこませています。
初めは少し粘りますが丈夫になり,
しなやかで通しやすくなります。

オイルが無い物はビーズを通すと↑の様に
毛羽立ち,弱くなってしまいます。

オイルを入れるとスムーズで丈夫です。
■ビーズの穴に鹿皮紐を通すこつは・・・
鹿皮紐はしなやかなので
一見通りそうにないものでも
紐先を針のように細く斜め切りにすると
厚みが有っても通ることがあります。

このままでは通せません。そこで・・・

鋏で先を針のように細くします。

通りました。
もちろん通らない場合も有りますので
実際は一つづつ通してみないと解りません。
特に,お手持ちの油分の無い鹿皮紐は
幅が細い物でも
厚みにより通るかどうかは不明です。
■ご自分で幅を切る場合は・・・
必ず「良く切れる」クラフト鋏または
裁ちばさみをお使い下さい。
紐を縦に持ち,
端から様子を見ながら切っていきます。
結構難しいので,最初から思い切らず,
「少しづすゆっくり幅を狭くする」
ことからお試し下さい。

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